重層的支援体制における社会福祉士の役割
社会福祉士が専門職である定義の一つに「利他的サービス及び公共善の達成を目的とする」(1964年,ミラーソン)があります。この定義は具体的にどういうこと?と聞かれると回答に困る社会福祉士もいるのではないのでしょうか。私は「既存の制度で対応できない制度の狭間の問題」例えば8050問題、ごみ屋敷、ひきこもり、ダブルケア、孤立などの問題への対応が具体例であると考えます。一方、重層的支援はⅠ.相談支援 Ⅱ.参加支援 Ⅲ.地域づくりに向けた支援を重ね、つないでいき「既存の制度で対応できない制度の狭間の問題」へ対応していきます。私は重層的支援は社会福祉士が得意とする支援、社会福祉士こそ重層的支援の担い手と言っても過言ではないと考えます。
福祉の萬屋傍楽は「既存の制度で対応できない制度の狭間の問題」にしっかりと対応していきます。福祉の萬屋傍楽に重層的支援のいちぶを担わせてください。